多分、ほとんどの小学校の国語の教科書で今「ちいちゃんのかげおくり」をやっていることと思います。
私の頃は、ちと内容が違ったような気がしますが。
内容は戦争物。防空壕がでてきて、必死に逃げ、やがて終戦・・・、と多分こんな感じ。
んでもって、どうやら戦争とは?防空壕とは???と興味を抱いたらしく、いろいろ私に聞いてくる。
写真も趣味である私は(特に報道写真)結構、歴史写真はもっている。澤田教一さんを神祖を仰ぎ、ロバート・キャパ、石川文洋さん等々・・・、その他、戦記に纏わる写真集があり、さて「防空壕?そんなの写した写真ってあったかな?」と書庫を探す。手元には残念ながらなかったが(わかりやすい写真はなかった・・・)、子供が興味を持ったときが覚え時・・・主義の私はありのまま、写真や史実を通し、自分で真実を見つけ出して欲しい・・・、プロバカンダに惑わされず、自分の目で見、耳で聞き、考える子供であって欲しいと(こんな自分でも)母として考える。
ま、一番分かりやすいのが写真、特に報道写真ですね。
蛇足ですが、「ぼくの見たイラク戦争」。これは小学生にも分かりやすい絵本的な写真集でした。衝撃的ではありましたが、多国籍軍、イラク軍どっちがどうこうというより、やはり戦争の悲惨さを写していたものでした。また、R・キャパや澤田教一のベトナムは、兵隊よりも現場の真実を見事に捉え写真に収めた見事なもの。(一見の価値あり)
とりあえず、学校の司書の先生に「戦争についてのわかりやすい本を聞いてごらん」と促し、そこで興味を持った範囲を親子で調べてみようと考えまして、それを娘1号に伝えました。
去年、訪れた靖国神社やその他、あちこちの資料館。今の政治。未来の子供達が担う課題は過去を知らなければ未来は語れない・・・。つくづくそう思います。
そのうち、図書館にでも出向き、いい本を探してきたいと思います。
(ちなみに、私が尊敬する男性の中で白州次郎さんがいます。戦後の日本の影の功労者(暗躍者?)。頭の切れるダンディーな人。)
今日は、少々小難しいぶっ固い内容となり、恐縮ではありますが、そんなことを考えた夜でした。
頑張れ!娘1号、2号!母はいくらでも応援するぞ!