私は三度の飯より映画が好き。
もちろん、漫画も大好きだ。
右手と左手、どっちが好き?という問いと同じくらいの位置にある。
先日、テレビで最年長監督として、久しぶりに新藤兼人監督(95歳)の顔を見た。
彼の価値観も独特の世界観があり、尊敬する監督の一人。
新藤兼人といえば、故人、乙羽信子さん。
素晴らしい女優でもあり、妻でもあった。
そして、彼女を思い出せば、私は宇野重吉(俳優 寺尾 聰のお父さん)を連想する。
つまり、新藤兼人 → 乙羽信子 → 宇野重吉 という具合。
そして、宇野重吉と言えば、最後の彼の映像となった最後の作品。
ドキュメンタリー映画『さくら隊散る』。
舞台は昭和20年広島。
移動演劇と呼ばれたメンバー。
当時は言論の自由など、当然ない時代故、演劇さえ検閲の対象となり、
俳優たちは登録制で演目も憲兵の目が光る中、
彼らは戦争で疲れきった市民に少しでもと・・・いう強い意識の中、
そちこちで演劇巡業を行っていた。
そこで起きた悲劇。
被爆。
その証言と証言を元に当時の様子を白黒で見事に再現した素晴らしい俳優たち。
床に伏せたまま、淡々と語るは起きることもままならない宇野重吉本人。
これが彼の最後の映像。
歌や映画で今を活躍している寺尾 聰氏を見ていると日に日に父に似てきたと実感。
乙羽信子さんはすでに故人となっているが、彼女は晩年のおしん役を演じた女優。
宇野重吉と乙羽信子はドラマ『池中玄太80キロ』で共演していた記憶がある。
懐かしい記憶が頭を過ぎった。
『さくら隊散る』 新藤兼人監督作品。
機会があったら、ご覧ください。
はなままの連鎖反応図式的発想。
ありがとうございました~♪頑張ってくださいね~^^v
かなり前に撮っておいたDVDをようやく見た。
日付を見たら、2005年。今年は何年だ?
随分、放っておいたもんだ。
いつか、見たいと思いつつ、つい見そびれていたので昨日、それを見た。
実在の人物を描いた映画だが、途中、当時の実際の映像が挿入されている。
確かに他でも見たことがある。
世界的にも有名だし、全体的に話は知っている内容だが、あまりにもリアルで且つ切なくて。
それがわかっていたから、なお見ることを遠まわしにしていたかも知れない。
でも、やっと見た。
きつかった。精神的にきつかった。
でも、それは『ある一人の人間の物語に過ぎない』というラストの台詞が
今も耳に残っている。
機会がありましたら、是非ご覧くださいませ。
『アンネ・フランク』
メールありがとうございました~≧▽≦ お待ちしております~
BBSコメントありがとうございました~